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介護と建築へデザインが共存した空間は、
福祉のイメージさえ払拭してしまいます。
プライバシーへの対策が
弱点だった居室は、ベッドの間に間仕切りを設け、
パーソナルな空間を作り出すことができました。妥協せず、
家具や照明にもこだわり建築家と創り上げた住まいは、高齢者の生活に
心地よさをあたえ、人生のステージに新しい付加価値をもたらします。 -
高齢者の楽しみはなんといっても食事。私たちのこだわりは
いくつになっても噛みしめて食事をとっていただくということ。
食事を五感で楽しむには味はもちろん、見た目も大切にしています。
昔あったミキサー食は止め、見た目も美しい「ソフト食」を提供しています。
食器や箸もできるだけお一人お一人に合わせたものを選び、
食べる喜びを提供しています。 -
介護と言えばジャージという固定概念はなくし、
デザイン性のある制服へシフト。
腕をまくればチラッと見える花柄がオシャレをくすぐり、
胸にあるロゴマークは法人への帰属意識を高め、
スタッフのモチベーションを高めます。 -
福祉サービスへの理解はまだまだ十分でありません。
介護人材不足はサービスの低下にもつながり、事業継続でさえ困難になります。
この課題の解決には「デザイン」の力は有効であると考えています。
クリエイターと共に福祉業界のイメージアップと働く人のステータス向上に努めています。