SENIOR INTERVIEW
先輩インタビュー

先輩インタビュー
小野 真

日々の経験と先輩方のアドバイスが自分の力に

MAKOTO ONO
小野 真

介護福祉士8年目
岩手県二戸市出身

安代会での実習で感じた充実感

高校の頃祖父のお世話をする機会があり、その時の「ありがとう」という言葉がうれしくて介護の仕事を考えるようになりました。高校卒業後は介護系の専門学校に進学。認知症種類や症状、介護の手順や方法、ケアプランの作成…と覚えることが多く、勉強は本当に大変でした。
実習は5〜6ヵ所の施設で数週間ずつ行ったのですが、何を話したらいいか、何をしたらいいのかわからなくて、実習期間中とてもつらかった。そんななか安代会での実習は「一緒にやってみようか」と声をかけてもらうことも多く、現場の一員として働けていることがとてもうれしかったです。3週間の実習が一瞬に感じられるくらい充実していて、「ここで働きたい!」と強く思いました。

先輩や仲間のアドバイスが
成長の助けに

安代会にはチューター制度があり、年齢の近い先輩と組むことが多いです。仕事をしながら実践的なアドバイスがもらえたり、何かあったときにはすぐに相談できたりと、とてもやりやすかったことを思い出します。また安代会には20代〜50代まで幅広い年代の職員がいて、介護の経験年数が長い人も多いので、皆さんの意見を聞くことも多いです。自分の間違いに気付けたり、新しい知識が得られたりと、確実に自分の力になっているのを感じています。
りんどう苑には認知症の利用者さんも多く、言葉の選び方一つで反応が大きく変わることもあります。入社当時は個々の利用者さんに合わせて会話することが難しかったのですが、今では話題を変えてみたり、一度離れてみたりするなど、自分で工夫しそれでうまくいった時には自分の成長を感じます。

新たな環境で得られた知識と技術

今年度から、認知症対応型施設に異動となりました。認知症の方に介護や支援を行いながら、家庭に近い環境で共同生活をしていただく施設です。利用者さんは9名。施設の形態も利用者さんの人数もりんどう苑とはまったく異なります。利用者さん自身ができることについては職員は見守り、お昼の調理や掃除などはできる範囲で利用者さんにも手伝ってもらいます。今はコロナウイルスの影響で外出できないので、施設内で楽しんでいただけるイベントを企画したりしています。
お一人おひとりに関わる時間が長いので、りんどう苑とはまた違うやりがいや楽しさも感じています。初めての異動でしたが、りんどう苑ではできない経験ができていることに刺激と充実感を感じています。

MESSAGE TO STUDENTS
学生のみなさんへメッセージ

介護というと、大変だとかつらいという印象を持つ方も多いでしょう。
でもその考えを一度捨ててみるのもいいかもしれません。
実習でもいい、ボランティアでもいいので、ぜひ一度安代会を訪ねてみてほしいです。
ここをスタートに他の施設を見て回ることでわかることもあると思います。
職員が不足している施設を見ると「介護ってやっぱり大変なんだな」と思えてしまうかもしれませんが、
安代会のように職員が充実している施設では、介護に対する見方もまた変わると思います。
皆さんにもっと安代会を知っていただきたいです。
やる気があって、利用者さんに優しく接することのできる人と一緒に働きたいですね。
わからないことがあっても大丈夫。しっかり私たちが指導します!

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