お一人お一人としっかり向き合う
看護を心がけています。
SAORI SAITOU
斎藤 沙緒里
看護師4年目
岩手県八幡平市出身
病院勤務を経てりんどう苑へ
盛岡にある病院勤務を経て、昨年、故郷である八幡平市に戻ってきました。
病院に勤務していた頃は大きな病院だったこともあり、「患者さん自身」というよりも「病気」と向き合うような日々。
もっと、お一人お一人と「人」として関わりたいと思い、りんどう苑を選びました。
またりんどう苑は実家に近く、幼い頃からなじみのある場所。
曽祖母がお世話になったこともあり、ぜひここに努めたいと思いました。
毎日を心穏やかに過ごしてほしい
りんどう苑での看護は、病院のように「患者さんの病気が治り退院する」といったゴールがなく、達成感を感じることは少ないかもしれません。
でも、「ここで暮らせてよかった」と言っていただけたときには、うれしいですし、ありがたいなと感じます。
利用者さんには認知症の方も多く、お話がなかなか通じないこともありますが、昔のことやご自身の仕事のことは覚えている場合も多いので、そんな話題を取り上げながらお話するようにしています。
そうすると、心は伝わっているような気がするんですよね。
りんどう苑で過ごす時間が、心穏やかであるようにと思いながらいつも接しています。
子育てと仕事の両立がしやすい職場
私には5歳になる子どもがいるのですが、りんどう苑は子育てと仕事の両立がしやすい職場だと思います。
ベースとなる給与にも、子ども手当や資格手当など各種手当がつきますし、看護休暇など子育て支援の制度も充実しています。
同僚には子育て中のお母さんも多く、突発的な休みにも理解があり、「お互い様」の気持ちで仕事ができる雰囲気があります。
基本的に残業はなく、土日もどちらかは休めるので、子どもとの時間もしっかり確保できています。
MESSAGE TO STUDENTS
学生のみなさんへメッセージ
施設での看護師の仕事とはどのようなものだろうと心配されていると思います。
病院のように慌ただしい環境ではありませんが、採決や痰吸引といった基本的な看護技術や急変・看取りの看護の知識が必要となります。
自身の学んだ技術や知識を活かして、利用者さん一人ひとりとじっくり向き合ってみませんか?